世界のアレルギー表示2023年5月23日
みなさん、こんにちは
海外担当Rです。
以前、当ブログで2025年4月より、「くるみ」が特定原材料に追加されます。とご紹介致しました。
https://shinsei-industries.jp/2023/03/column/2550/
日本では特定原材料7品目【えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)】の表示義務がありますが、海外での表示義務はどうなっているのでしょうか?大きく3つの地域に分けて調べてみました。
・アメリカ (9種類)
【Milk (乳) /Egg (卵)/Fish (魚類)/Crustacean shellfish (甲殻類) /Tree nuts(ナッツ類) /peanuts(落花生) /wheat (小麦)/ soybean(大豆) /Sesame (ゴマ)】
・EU (14種類)
【Cereals containing gluten (グルテン含有穀類) /Crustaceans (甲殻)/Egg (卵) /Fish (魚) /Lupin (ルーピン) /Milk (乳) /
Molluscs (軟体動物)/Mustard (マスタード) /Nuts (木の実) /Peanuts (ピーナッツ) /Sesame seeds (ゴマ) /
Soybeans (大豆) / Celery (セロリ)/Sulphur dioxide and sulphites (二酸化硫黄・亜硫酸) 】
・オーストラリア・NZ (10種類)
【Peanut(ピーナッツ) /Tree nuts(ナッツ類)/Milk(乳製品) /Eggs(卵) /Sesame(ゴマ) /Fish(魚類) /Shellfish(甲殻類) /
Soy(大豆) / Wheat(小麦) /Lupin (ルーピン) 】
EUで表示義務とされているSulphur dioxide and sulphites (二酸化硫黄・亜硫酸)はワインにも含まれております。
また、EU・オーストラリア・NZで表示義務とされている Lupin(ルーピン)は、日本ではあまり食用機会は多くないマメ科の食物ですがピーナッツや大豆の仲間に属するため、ピーナッツや豆アレルギーを持つ方は摂取を避けた方が良いそうです。
私自身アレルギーはないのですが、生のパイナップルとキウイを食べた数時間後に激しい胃痛を起こすので、食べたくても食べられません…. 。調べてみると生の酵素を分解できないのでこのような症状が出るそうです…。
下記、当ブログの記事にて、食品表示の例が掲載されておりますので、よろしければご覧ください。
・食品表示ラベルに関する問い合わせはこちら
https://www.shinseiind.co.jp/inquiry.html