食品表示のススメ2020年12月22日
珈琲の美味しい季節(ころ)になりました。
今回は健康に気をつけてみた!
ブログ担当:三田(みた)です。
さて当ブログをお読みの皆様は「食品」を購入する時に何を確認しますか。アレルギー、塩分量、カロリー、賞味期限、添加物、・・・確認する内容は人それぞれだと思いますが、パッケージの裏やラベルに記載さている内容は「食品表示法」という法律により表示の内容や方法などが定められております。
私、三田(みた)は専らカロリーしか興味ないのですが、(だったら痩せろ(`ー´))
カロリー以外にもいろいろな情報が含まれているのです。
今回は「食品表示」について少し触れてみたいと思います。
食品表示のサンプルを用いて説明していきます。
①:「原材料」
原材料の並びは使用している重量順に記載する決まりがあります。3行目にある「/」はここから後ろが添加物ですよという区切り線です。「製造過程で加工や保存の目的で食品に添加・混和などの方法によって使用するもの」を添加物と言います。あまり体に良くないイメージを持たれる事がありますが、豆腐を固めるのに使用するにがりも添加物にあたります。
②: 「期限」
ここは必ず目にする箇所だと思います。劣化しやすい食品には「消費期限」、それ以外の食品には「賞味期限」という文言を使いますが「消費期限」・「賞味期限」を分ける日数は明確にしていません。ただ、期限が5日以内の食品には「消費期限」、それ以上の食品には「賞味期限」を使用する事が多いようです。
③:「栄養成分」
栄養成分の食品の基準量として、100g・100ml・1食分・1包装のいずれかを使用してタイトルを生成します。熱量(カロリーでも可)、たんぱく質、脂質、炭水化物の順で表記し、食塩相当量を最後に明記します。ナトリウムという表現は使用できず、食塩を含むその他の栄養成分を使用していなくても0として表記します。
④:「アレルギー」
原材料の中で特定原材料7品目は表示義務があり、特定原材料に準ずるものが21品については表示を推奨されています。①にある原材料に記載する事がルールですが、今回のサンプルのようにより丁寧に表示する事も許されております。ちなみに表示義務のある特定7品目は【えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)】、特定原材料に準ずる21品が【あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン 、アーモンド】です。
ちなみに三田はももアレルギーなので差し入れはもも以外でお願いします。
2020年4月から「食品表示法」が完全施行され、表記しなければならない内容が増えて食品関連事業者にとっては負担が増える一方、消費者にはより丁寧な表示がされる事になりました。普段手に取り、口に入れる食品の表示に目を通してみると普段とは違った発見があるかもしれません。
(あれ? お蕎麦ってヘルシーかと思いきや、結構カロリー高いじゃないか (-_-メ))
以上、
ブログ担当:三田(みた)でした。
・食品表示に対応できておりますか?「食品表示用ラベルプリンター紹介」
http://food-labeling.shinsei-industries.jp/
・食品表示について(消費者庁HP)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/