DiPO活用事例:UV照射の自動化で省人化と品位安定を実現2020年10月21日

秋の味覚が楽しみな営業のKです。
時期は過ぎましたがルビーロマンという石川県のブドウに要注目です。

今回は、UV照射を自動化している事例を紹介します。
缶詰を取り扱う食品メーカー様で、DiPOで賞味期限を印刷後に加熱処理を行うため耐性の強いUVインクを使用しています。

UVインクは自然乾燥しないため印刷後にUV照射して硬化させる必要があります。
このお客様は、コンベヤを使うことでUV照射作業を自動化しています。

使用しているUV照射器はDiPO用UVインクに合わせて作られたUVL-500。
Autoモードで使用することで、搬送装置途中に設置された照射器直下を缶詰が通ることで自動でUV照射がおこなわれます。

一連の環境を再現した動画を用意しましたので下記よりご覧ください。


※印刷作業はフットスイッチを使用しています。
※搬送装置の代わりとしてコンベヤを使用し再現しています。
※動画では運用環境再現の為、ゴムベルトのコンベヤを使用していますがゴム及び樹脂のベルトは紫外線により劣化する恐れがありますのでご注意ください。
※弊社ではコンベヤをはじめとした搬送装置は取り扱っておりませんので、お客様にてご用意をお願いいたします。

 

以上の様に、コンベヤ上にUV照射器を設置することで、照射作業を自動化し省力化と安定したUV照射が可能となります。

今後も、様々な事例を紹介していきますので皆様の参考になればと思います。
ご質問や印刷サンプルのご希望などございましたら、こちらよりお問合せください。

 

【使用機器紹介】
DiPO(J165S-TG)
昇降台+ガイド付ステージ付きモデル、昇降台による高さ調整とガイドによる左右+奥行きの印刷位置調整が可能なモデルです。

フットスイッチ(FS-M1)
J165S/T/TG用オプション。印刷ボタンを押す代わりに足で操作が可能です。

UV-LED Curable Ink(黒:DI130)
UV硬化式のインクで、耐性が強いのが特徴です。

UV照射器(UVL-500)
DiPOシリーズ用のUV-LED Curable Inkに合わせて開発されたUV照射器で、Manual とAutoの2種類の照射方法が選べるのが特徴です。

 


●UV照射器、UV硬化インクに関するお問い合わせ
https://www.shinseiind.co.jp/contact/

●HALLO インクジェットプリンタ DiPOシリーズの製品情報
https://www.shinseiind.co.jp/product/labelp_dipo.html


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